大田区の町工場がそれぞれの技術を結集させる「下町ボブスレープロジェクト」が、映画「クールランニング」のジャマイカチームとともに世界に挑みます。中小の町工場がその部品加工技術の粋を集め、フェラーリやBMWに対抗して、日本のモノづくりの力を世界にアピールするというワクワク感たっぷりのプロジェクトです。
 ジャマイカチームに提供されるソリは、試走による調整改良が不可欠であり、夢の実現のためには、まだまだ多大な費用がかかります。そこで、大田区を舞台にロゲイニング大会を開催し、純益を「下町ボブスレープロジェクト」に寄付をするというチャリティー・イベントを、昨年7月に続き、新春干支巡りロゲインの特別編として企画しました。
 「モノづくり 大田区!」を体感していただくために、前回にも増して町工場ポイントも充実。普段は見ることのできない工場も見学していただけるように鋭意交渉中です。そして、大田区といえば庶民的な商店街! プチグルメポイントも下町グルメをたっぷりリサーチして皆さんの参加をお待ちしています。

前回大会


2016年7月26日、大田区産業振興プラザPioにてチャリティーロゲイニングの収益金20万円を下町ボブスレーネットワークプロジェクト推進委員会の柏 良光様(カシワミルボーラの社長さんです)にお渡ししました。

ずっと製造業に関わってきた身として、下町の町工場が世界に挑戦するという下町ボブスレープロジェクトにソチ・オリンピックのときから関心を持って見守っていました。今度はと期待していた平昌でも夢は果たせず、これまでかと思っていた時にジャマイカというビッグニュース! 南国ジャマイカと下町の町工場がタッグを組んで、大企業の支援をうける欧米諸国のチームに挑む、まるで映画のような展開です。きっと世界をあっと言わせるようなことをやってくれるに違いない。

このワクワク感を皆さんとぜひとも共有したい!
という思いで急遽企画した「下町ボブスレー・チャリティー・ロゲイニング in 大田区」

そんな思いに応えてくれた多くの参加者の皆さんに改めて感謝を申し上げます。

20万円といってもこれから必要となる資金からすれば微々たるものかもしれませんし、大口企業スポンサーの寄付金の何十分の1、何百分の1かもしれません。しかし、300名近い方々がこのイベントを機に下町ボブスレーを知って、応援しようという気持ちを持ってくれたことはお金には代えられないことだと思っています(応援メッセージを読んでいて、確かにそう思いました)。

ジャマイカチームのボブスレーの滑りを見た時に、あのブレードの一枚は私たちのイベントの総意の結晶だ (^_^; と思って応援していただけたら最高の幸せです。


ご後援をいただいた大田区、下町ボブスレーネットワークプロジェクト推進委員会の皆さん、大田区産業振興財団の奥田様、内田様、そしてチェックポイントとしてご協力をいただいた商店や大田区のみなさん、改めて御礼申し上げます。最後に柏 良光様の言葉をご紹介して、この下町ボブスレー・チャリティー・ロゲイニングのエピローグにしたいと思います。

「今まで、人様の応援をしてきましたが、逆にこのようなイベントで自分たちを応援してもらえるという経験は初めてだったので、とても感激しています。ジャマイカ・ボブスレーチームとの正式契約も整いました。皆さんからのご支援を糧に、夢の実現に向かって一歩ずつ進めていきます。これからも下町ボブスレーとジャマイカチームへのご声援をよろしくお願いします。ありがとうございました。」

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